山科区・東山区

日本髪資料館

気づけばカレンダーも6月に入り、早くも1年の折り返し地点を迎えようとしていますね。春からの忙しさの疲れが出てくる時期でもあり、これからしばらくは梅雨のすっきりしない天気が続き、晴れれば暑く、雨が降れば寒いといった気候になるかと思いますので、…

豊国神社

早いものでカレンダーも3月に入り、少しずつ春の訪れを感じるようになりましたね。特に、昨日は桃の節句でしたので、桃の花を飾り付けたり雛人形を飾ったりと春のお祭りをご家族で楽しまれた方も多いのではないでしょか。このひな祭りについては、以前にも…

若宮八幡宮・左女牛神事

昨日は節分でしたが、皆様は豆まきをされましたでしょうか。節分の日や、その前後の日に行われる行事に関しては、以前に吉田神社で行われる節分祭(こちら)をご紹介させていただいていますが、その他にも、北野天満宮(こちら)や八坂神社(こちら)などで…

六波羅蜜寺

皆様は「六波羅探題(ろくはらたんだい)」という言葉を覚えておられるでしょうか。歴史の時間などに耳にした記憶の残っておられる方も多いかと思いますが、六波羅探題は鎌倉幕府時代に置かれた職名の一つで、朝廷の動きをいち早く掴み、京都の警備や軍事行…

南座・吉例顔見世興行

皆様は日本の伝統芸能の1つである歌舞伎を見られたことがあるでしょうか。歌舞伎は重要無形文化財にも指定されている日本独自の演劇で、出雲阿国(いずものおくに)から始まったとされています。1603年に出雲阿国が北野天満宮で行った興行が京都で評判とな…

天得院・秋の特別拝観

皆様は東福寺へ行かれたことがあるでしょうか。東福寺は、特に秋の通天橋が有名で、洗玉澗にかかる通天橋の上から渓谷の紅葉を望む景色は素晴らしく、毎年多くの方がこの景色を求めて訪れられます。この東福寺は、以前(→こちら)にもご紹介させて頂いており…

粟田神社

皆様は京の七口という言葉をご存知でしょうか。この京の七口とは、京の都へ出入りする為の街道の代表的な出入口のことを差し、鞍馬口 ・大原口・荒神口(今道の下口)・粟田口(三条口)・伏見口(五条口)・竹田口 ・東寺口(鳥羽口)・丹波口・長坂口(清…

清水三年坂美術館

そろそろ秋の気配も濃くなってきましたが、皆様は旅行の予定など立てておられるでしょうか。秋になると、紅葉で有名なスポットであったり、秋の味覚を楽しめる旅行を案内するパンフレットも多く見られますが、その中から、京都の有名な紅葉スポットを選ばれ…

お砂踏法要・今熊野観音寺

先日、十五夜のお話をさせて頂きましたが、皆様は中秋の名月を観月されましたでしょうか。満月は昨夜でしたのが、十五夜の日曜日にも、大きな丸い月を見ることができたのではないでしょうか。この、秋から冬にかけては、空気が澄んで月や星がよく見えるよう…

勧修寺・睡蓮

皆様は勧修寺というお寺をご存知でしょうか。この勧修寺は京都の山科にあるのですが、この寺名を皆様は何と読まれたでしょうか。「かんしゅうじ」と読まれた方が多いかと思いますし、実際、地名の勧修寺はそのように読みます。しかし、このお寺は、その名前…

青蓮院・東山花灯路

本格的な春も近づき、今年もそろそろ東山花灯路が開催される季節となりました。東山花灯路につきましては、以前にも紹介させていただいておりますので、そちらも参考にしていただければと思います。(→詳しくはこちら) さて、今年の東山花灯路は3月14日〜23…

随心院・小野梅園

突然ですが、皆様は世界三大美女に数えられている女性をすべて言えるでしょうか。クレオパトラや楊貴妃、ヘレネーが世界三大美女と言われているのですが、皆様の中では、自分の知っている三大美女と違うと思われる方が多いのではないでしょうか。日本で一般…

立春・剣神社

ついに2月がスタートし、昨日は節分でしたね。あちらこちらの神社などで、節分のお祭が行われていましたが、皆様は何処かへ出かけられましたでしょうか。また、そのようなお祭へは出かけられなかった方も、ご自宅では豆まきをしたり、恵方寿司のまるかぶり…

京都お箸の文化資料館

皆様は普段外出される際などにMy箸というものを持って歩かれているでしょうか。最近はエコ活動の一環として、割り箸を使わずに、使い捨てでない自分のお箸を持ち歩き、それを使うことで木材などの資源を大切にしようという呼びかけがされていますので、皆様…

京都国立博物館

京都には、ほんとうに沢山の博物館や資料館、美術館があるのですが、皆様はそのうちのいくつくらいをご存知でしょうか。以前からこのブログでも博物館などを紹介させて頂いておりますので、いくつかは覚えておられるかもしれませんね。そのように、数多くあ…

東福寺

京都の禅宗のお寺の寺格・官寺制度に、京都五山と呼ばれるものがあるのですが、京都にある数多くのお寺の内、どのお寺が京都五山に含まれているかご存知でしょうか。京都五山には南禅寺・天龍寺・相国寺・建仁寺・東福寺・万寿寺があり、別格の南禅寺以下、…

将軍塚・将軍塚大日堂

京都の夜景スポットと言えば、ぽんぽん山、京見峠、将軍塚といくつかあるのですが、この中でも将軍塚は京都の人なら誰でも知っている夜景スポットではないでしょうか。将軍塚は、円山公園や知恩院などの裏山にあたる、東山の山頂に位置しています。山の頂上…

京都東山花灯路

皆様は、春の訪れと共に京都東山花灯路というイベントが行われていることをご存知でしょうか。この京都東山花灯路では、清水寺の辺りから、青蓮院までの約4・6kmの散策路に、清水焼や京焼、京銘竹、北山杉磨丸太、京石工芸、金属工芸など5種類の露地行灯が…

三十三間堂

三十三間堂という名前は皆様一度はお耳にされた事があるでしょう。この名前は、本堂の内陣の柱間が三十三あるために付けられた通称で、本当の名前は蓮華王院と言います。天台宗の寺院である三十三間堂は、後白河上皇の離宮の一角にあり、後白河上皇が平清盛…

七福神めぐり

あけましておめでとうございます。昨年は大変お世話になりました。皆様のお陰で30周年を向かえることができ、また、30周年に伴いHPをリニューアルすることができました。 スタッフ一同、今年も頑張って参りますので、今後とも狩野コーポレーションを宜しく…

八坂神社

今日はクリスマスですね。皆様何かプレゼントを貰われたのでしょうか。残念ながら、京都はホワイトクリスマスにはなりませんでしたが、北山の辺りは多くの人でにぎわっていたようですね。さて、夏の京都の風物詩と言えば、川床や大文字、祇園祭りではないで…

御身拭式・知恩院

東山にある知恩院は、浄土宗の総本山で、法然がその場所に草庵を建てたのが始まりと言われています。現在のような大きな伽藍が作られたのは、法然が亡くなった後で、徳川幕府の力を借りて立派な寺院が建てられたのだそうですが、将軍家だけでなく、庶民から…

空也踊躍念仏(かくれ念仏)

以前、都七福神の中の、ゑびす神社(ゑびす神)や赤山禅院(福禄寿)をご紹介しましたが、本日は弁財天を祭っている六波羅蜜寺をご紹介させて頂きます。六波羅蜜寺は、西国三十三ヶ所の第17番札所にもなっており、多くの方がお参りに訪れます。この六波羅…

清水寺ライトアップ

先日、清水寺で行われる「今年の漢字」の発表について少しお話しましたが、本日は、その清水寺について、もう少しお話をさせていただきたいと思います。清水寺は、京都の東山にあり、西国三十三所観音霊場の第十六番札所となっています。桜の名所としても有…

筆供養・正覚庵

12月も近づき、そろそろ清水寺で発表される「今年の漢字」が何になるか楽しみな時期になってきました。「今年の漢字」は、毎年12月12日に発表されるもので、去年は「愛」、一昨年は「災」の字が大きく書き出されていましたね。この「今年の漢字」は公…

大護摩供・法住寺

東山にある三十三間堂は、お正月に行われる通し矢が有名なので、何かの折に耳にしたことがあるかと思いますが、その三十三間堂のすぐ側に法住寺というお寺があります。この法住寺は、藤原為光が花山天王の后でもあった自分の娘(祇子)の菩提を弔う為に建て…

かにかくに祭

先日、祇園東が行う祇園をどりを紹介させて頂きましたが、本日は、同じ京の五花街の一つ、祇園甲部の舞妓さん・芸妓さんが参加する「かにかくに祭」を紹介させて頂きます。 かにかくに祭は、大正・昭和を代表する歌人である吉井勇をしのぶ行事で、白川の巽橋…

祇園をどり

京都の祇園と聞くと舞妓さんや芸妓さんを連想される方も多いように、祇園は京都五花街と呼ばれる花街の一つです。京都五花街とは、祇園甲部・宮川町・上七軒・先斗町・祇園東のことで、それぞれに踊りの興行が行われています。祇園甲部で行われるのが都をど…

二十日ゑびす

以前、都七福神の一つ、福禄寿を祀っている赤山禅院をご紹介しましたが、本日は、同じ都七福神の一つ、ゑびす神を祀っている京都ゑびす神社をご紹介したいと思います。京都ゑびす神社は、丸山公園や南座のある祇園界隈にあります。この京都ゑびす神社は、関…

櫛祭・安井金比羅宮

京都東山の清水寺や丸山公園の近く、祇園界隈に安井金比羅宮と呼ばれる神社があります。この神社は、縁切り・縁結びの神様として有名で、境内にある縁切り縁結び碑(いし)には、その下にある石の部分が見えなくなるほど、お願い事の書かれた形代が貼られて…