2005-01-01から1年間の記事一覧

明日は終い弘法!

みなさん、東寺の弘法市をご存知ですか? 東寺は正式名称を「教王護国寺」といい、東寺真言宗の総本山。密教美術の宝庫であり、毎年春と秋の二回、貴重な文化財を特別公開しています。東寺の五重塔は京都のシンボルです。(先日、新幹線で京都に戻った際ライ…

北野天満宮・大福梅の授与

梅の名所として知られる北野天満宮。その境内で採取した梅が、大福梅(梅干)として12月13日から授与されます。 大福梅とは、招福息災を願って服用する縁起物で、村上天皇の御代(951年)から続くものです。6月中旬、北野天満宮境内の梅苑約2000…

花灯路について

最近急激に寒さが増して来たように思いますが、つい先日は市内に雪が降り、朝方には自転車のサドルが凍っているなど、「もうそんな季節か」と冬を感じるようになりましたね。 寒くなるとどうしても出無精になりがちですが、コタツにこもりっきりにならずに市…

成道会法要と大根だきin千本釈迦堂

釈迦が悟りを開いた日にちなみ、成道を記念奉賛する法会が営まれる成道会法要が12月8日 9:00から行われます。12月7日と8日 10:00〜16:00には大根焚きがあります。鎌倉時代、同寺の慈禅上人が、成道会の際に大根の切り口を鏡に見立て梵…

北野天満宮『献茶祭』

献茶祭(けんちゃさい)は豊臣秀吉公が天正15年10月1日(1587年)に北野天満宮で催した「北野大茶湯(きたのおおちゃのゆ)」の縁によります。献茶祭は、約400年前の天正15年の旧暦10月1日に豊臣秀吉公が、千利休・今井宗久らをして催した「北野大茶湯」の縁…

七五三について

みなさんは七五三の思い出って憶えてらっしゃいますか?私は頭の片隅の方にうっすらと残っている程度なのですが、なぜ七五三という行事があるのかはわかっていませんでした。そこで今日は『七五三』についてみなさんにお教え致しましょう。 三歳女児の「髪置…

縁結びの神さま地主神社

地主神社は清水寺の鎮守社で地主権現とも云われます。 今の社殿は徳川幕府三第将軍、家光の造営で寛永10年(1633)の建立と伝わり、朱塗りの入母屋造で檜皮葺の本殿・拝殿と瓦葺きの総門は重要文化財に指定されています。 拝殿の天井の竜の絵は狩野元信の筆…

鈴虫寺

今回は私が気になる、京都のちょっと変わったお寺をご紹介します。 その名も鈴虫寺。秋だけでなく、一年中鈴虫の音色が聞こえる境内。それゆえ「鈴虫寺」の名で親しまれています。お寺の正式な名称は「妙徳山華厳寺(みょうとくざんけごんじ)」です。江戸時…

嵐山もみじ祭

最近朝方が冷え込みだしてきたのを実感しますね。あまりの寒さに時間ぎりぎりまで布団から出ることができない私ですが、昼間外に目をやると少しづつですが、山の色付きに気がつくようになりました。もうこんな季節か。。なんてしんみりするのもいいですが、…

女性専用マンション

女性専用の分譲貸しマンションがあるのをご存知ですか? 今回は女性専用マンションについてご紹介します。 場所はノートルダム女子大学まで徒歩2分ほど、北山駅まで徒歩6分ほどのところ、下鴨の閑静な住宅エリアにある、「コスモL下鴨」という分譲貸しマ…

法然院 秋季 伽藍内特別公開

正式名称は善気山法然院萬無教寺。浄土宗系単立寺院です。鎌倉時代初期、法然上人が弟子の住蓮・安楽と共に六時礼讃(昼夜六度にわたって阿弥陀仏を礼拝・賛嘆すること)を唱えた鹿ケ谷の草庵を、江戸時代初期の1608年(延宝8年)知恩院第三十八世萬無…

曲水の宴

今日は、11月3日に城南宮にて行われます曲水の宴をご紹介します。曲水の宴とは、流れてくる盃が自分の前を通りすぎない間に詩歌をつくり、盃を戴く平安時代の宮中行事を再現する祭事です。ゆるやかに曲がりながら流れる一筋の遣水(やりみず、小川)。色とり…

かにかくに祭

みなさんは「かにかくに祭」ってご存知ですか? 私はその行事の事を会社の先輩から教えてもらったのですが、なかなか京都らしい行事だったのでご紹介させて頂きます。 「かにかくに祭」とは、京都・祇園をこよなく愛した歌人の吉井勇さんをしのぶもので、毎…

ハロウィーン

10月31日の夜はハロウィーン祭です。 これは11月1日の万聖節の前夜祭に西洋やアメリカで人間界にやってきた悪霊を子供たちが仮想して追い払うお祭りです。 古代ケルト暦では、1年の終わりが10月31日とされ、その1年の終わりに悪霊を追い払い、…

いよいよ時代祭!

10月22日、京都の三大祭りの一つの時代祭が行われます。 時代祭は、平安遷都1100年にあたる明治28年3月に桓武天皇を祭神とする平安神宮が創建された際、盛大に祭りを行おうと同年10月25日に挙行されたのが始まりです。初回の行列は、創建された平安神宮へお…

寺院の夜間拝観

周りを山々に囲まれている京都ですが、秋のシーズンにはたくさんの紅葉観光客で賑わいます。 今年も京都の紅葉名所では、寺社などの夜間拝観&ライトアップが行われます。秋の紅葉はきれいで、色彩においても迫力がありますよね。青空に映える昼間の紅葉も美…

京都きものパスポート

着物が似合うまち、京都。 これからの季節、まち全体が色づく秋の京都市内では、各所でイベントが目白押しです。 そんな中、きもの姿で秋の京都を歩くのは、いかがでしょうか。 きもの姿でパスポートを呈示すれば、市内の寺社仏閣や美術館、博物館、店舗など…

秋のお寺で座禅体験!

皆さんは、座禅を体験されたことがありますか? 私は大学時代にサークル内で古寺部なるものを作り、神社仏閣を巡るという活動をしていたのですが、その活動で一度座禅を体験しました。私たちが、お邪魔したのは源光庵というお寺でした。 源光庵は、貞和2年(1…

壬生狂言

京都の難解地名の1つとしてあげられるのが、「壬生」。これで「みぶ」と呼びます。市バスの終着地の1つでもあり、京都に来られる際は、バスの表示に「壬生行き」をよくご覧になることでしょうこの壬生には、「壬生狂言」でも有名な「壬生寺」があります。壬…

鴨川近くのマンションに住まう−エーデルハイム鴨川−

今回は当社ホームページのおすすめ賃貸物件にも掲載されている物件(エーデルハイム鴨川)についてご紹介をさせて頂きます。 まず場所は、京阪電車鴨東線の出町柳駅より鴨川に沿って南方へ、そして東一条通りを東方へ少し入ったところ、京都精華学園の北向か…

瑞饋(ずいき)祭

「ずいき」とは里芋の茎のことを云います。この祭りは、北野天満宮で行われる穀豊穣を感謝する祭で、神輿の屋根にずいきを葺き 赤茄子などの秋野菜で飾った ずいき神輿が出ます。その昔、五穀豊穣を祈り、新穀、蔬菜、果物に花などを供えて神前に献上したの…

お彼岸について

お彼岸は、春分の日と秋分の日を中日とする前後三日間の計7日間をいいます。法律の定義としましては、春分の日は自然をたたえ生物を慈む日で、秋分の日は先祖を敬い亡くなった人をしのぶ日と定められています。お彼岸に法要を行うのは、昼夜が等分の日であ…

単身者用高級新築マンション(仮称)北山ヒルズ 新登場

北山通りより徒歩1分のところ、北山通り沿いに高級グレードの単身用マンションが登場します。鉄筋コンクリート造の5階建で、1階部分はテナント(物販店の予定)、2階と3階部分を今回賃貸募集中で、現在10月末の完成を目指して工事が順調に進められて…

大覚寺観月の夕べ

平安時代初期に嵯峨天皇は、京都の北西の地、葛野、現在の嵯峨野に離宮を造営されました。その時に中国の洞庭湖をモデルに「庭湖」と呼ばれる日本最古の人工池(林泉)のある庭園をつくられました。『紫式部日記』にも記されている通り、嵯峨野の月は大変美…

重陽の節句

春夏秋冬で季節が美しく移りゆく日本では、気候の変り目の祝祭日のことを節日(せちび・せつび)といい、お供え物をしたり、行事等をおこなって祝ってきたという歴史があります。「節句」という言葉は、この節日の供物、「節供(せちく)」という言葉が、節日そ…

十五夜

旧暦の8月15日を「十五夜」「中秋の名月」といいます。中秋の名月とは、秋の真ん中に出る満月の意味で、旧暦では1月から3月を春、4月から6月を夏、7月から9月を秋、10月から12月を冬としていたことから、8月は秋のちょうど真中であり、8月15日の夜に出る満月…

日本人が毎日飲むお茶の話

今回は、日本人が毎日飲むお茶についてのお話です。私はお茶が大好きで自宅に海外のものも含め、色々なお茶をストックしています。お茶の木は現在、北海道を除く全ての県で栽培されています。しかし、お茶の木はもともと亜熱帯性の植物で、寒さや高温を嫌う…

京都・舞妓さん

夏も終わりを迎え、日に日に涼しさを感じるようになってくると、京都への観光客の方も増えてきます。歴史を感じる寺院や、情緒ある空間を求めて来られる方が多いと思いますが、最近は京都に来て舞妓さんの一日体験をされる方も多いようです。 京都舞妓のルー…

グランドパレス北園(賃貸)

現在、当社ホームページのトップ画面に掲載させていただいております、マンションについてご紹介いたします。 立地は京都市内でも高級住宅街の「下鴨」の中心部に位置しており、大変閑静な住宅街の一角にあります。京都市地下鉄烏丸線北山駅や京都コンサート…

10円玉の裏の絵は?

皆さん、10円玉の裏側の絵は何の絵か覚えていらっしゃいますか? 正解は…宇治市にあります『平等院』です。 『平等院』は、1052年に宇治関白藤原頼通が父道長の別荘を寺院に改めたものです。「鳳凰堂」は、その翌年に阿弥陀堂として建てられました。大…