瑞饋(ずいき)祭

kanohco2005-09-27

「ずいき」とは里芋の茎のことを云います。この祭りは、北野天満宮で行われる穀豊穣を感謝する祭で、神輿の屋根にずいきを葺き 赤茄子などの秋野菜で飾った ずいき神輿が出ます。その昔、五穀豊穣を祈り、新穀、蔬菜、果物に花などを供えて神前に献上したのが始まりで、江戸初期の慶長年間に今のようなずいき御輿が作られるようになったと云います。
以前は八基ほどのずいき御輿があったそうですが、今は田畑の都市化などによって、西ノ京の二基のみとなっています。
今では菅原道真ゆかりの天神さんこと、北野天満宮ですが、ことの起こりは北野と天満宮に分かれます。元々、北野(ほくや)と云うのは大内裏の北側に広がる神聖な地域のことを指していたそうです。天皇が即位するときの大嘗祭など種々の神聖な儀式の場としても使われる所であったと云います。

1日の神幸祭で本社より御旅所へ神輿巡行が行われ、4日の還幸祭で御旅所より本社へ神輿還幸が行われます。
1日:神幸祭(9:30)・神幸行列出発(13:00)・着御祭(御旅所16:00)
2日:献茶祭(御旅所10:00)
3日:甲御供奉饌(御旅所15:00)
4日:環幸祭(御旅所10:00)
5日:后宴祭(15:30)

会場    : 北野天満宮及び北野天満宮御旅所
アクセス  :JR京都駅からバス30分、バス停:北野天満宮前→徒歩1分
お問い合わせ:075-461-0005 (北野天満宮)

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