2007-01-01から1ヶ月間の記事一覧

吉田神社・節分祭

京都大学の近くに吉田山と呼ばれる小さな山があります。この山は神楽岡とも呼ばれており、都の表鬼門(東北)にあたります。そのため、都を守護するため古くから祭礼などが行われていたのだそうですが、藤原家の氏神である奈良の春日社四神を移し、吉田神社…

松ヶ崎大黒天・初甲子祭

京都駅から地下鉄に乗りますと北山駅の一つ先、国際会館駅の一つ手前に、松ヶ崎駅という駅があります。この駅の一帯を松ヶ崎と呼ぶのですが、下鴨や修学院からも近いため、修学旅行生の姿を見かけることもしばしばあります。また、北山にもほど近く、教会や…

今宮神社

紫野は、平安時代に洛北七野 (内野、北野、平野、萩野、蓮台野、紫野、上野)の一つに数えられ、朝廷の禁野として猟や遊覧の野原として親しまれていたと言われています。この紫野と呼ばれる一帯は、御所の大内裏に接した船岡山の東北にあたり、寺社も多く見ら…

天橋立

天橋立と言えば、京都の代表的な観光スポットなので訪れた方も多いのではないでしょうか。この天橋立は、陸奥の松島・安芸の宮島と並んで日本三景の一つに歌われており、日本の道百選・日本の名松百選・日本の渚百選・日本の白砂青松百選などにも選ばれてい…

初弘法

五重塔と言えば、京都のシンボル的な存在ですので、皆様ご存知のことでしょう。この五重塔を有しているのは、世界遺産にも登録されている東寺なのですが、本日は、東寺と東寺で行われる弘法市をご紹介させて頂きます。 東寺は、平安京遷都の際に、都を鎮護す…

初六阿弥陀めぐり

以前から、七福神めぐりについては何回か話に上っていたのですが、京都では七福神めぐりとは別に、六阿弥陀めぐりと呼ばれるものもあります。この六阿弥陀めぐりは、江戸時代が初期から行われているそうで、毎月の功徳日に3年3ヵ月の間参拝すると、無病息災…

三十三間堂

三十三間堂という名前は皆様一度はお耳にされた事があるでしょう。この名前は、本堂の内陣の柱間が三十三あるために付けられた通称で、本当の名前は蓮華王院と言います。天台宗の寺院である三十三間堂は、後白河上皇の離宮の一角にあり、後白河上皇が平清盛…

七福神めぐり

あけましておめでとうございます。昨年は大変お世話になりました。皆様のお陰で30周年を向かえることができ、また、30周年に伴いHPをリニューアルすることができました。 スタッフ一同、今年も頑張って参りますので、今後とも狩野コーポレーションを宜しく…