2006-01-01から1年間の記事一覧

休業日のお知らせ

いつもこのブログをご覧頂きましてありがとうございます。 さて、年末年始のお休みのお知らせをさせて頂きます。 狩野コーポレーションは、誠に勝手ながら、12月28日(木)から新年1月3日(水)までを、年末年始の休業日とさせて頂きます。 大変ご迷惑をおか…

八坂神社

今日はクリスマスですね。皆様何かプレゼントを貰われたのでしょうか。残念ながら、京都はホワイトクリスマスにはなりませんでしたが、北山の辺りは多くの人でにぎわっていたようですね。さて、夏の京都の風物詩と言えば、川床や大文字、祇園祭りではないで…

御身拭式・知恩院

東山にある知恩院は、浄土宗の総本山で、法然がその場所に草庵を建てたのが始まりと言われています。現在のような大きな伽藍が作られたのは、法然が亡くなった後で、徳川幕府の力を借りて立派な寺院が建てられたのだそうですが、将軍家だけでなく、庶民から…

南瓜大師供養・不思議不動院

最近は、すっかり日の暮れるのが早くなりましたが、もうすぐ1年で最も昼が短くなる冬至がやってきます。冬至は、二十四節気(にじゅうしせっき)と呼ばれる太陽太陰暦の月を決定する際に、季節とのずれを調節する指標として使われるのだそうです。この二十…

煤払い

テレビを点けると、年末の大掃除に向けて、掃除に便利なグッズがたくさんCMされていますが、皆様もそろそろ大掃除の準備をされているのでしょうか。新年を迎える前に、普段は見て見ぬ振りを決め込んでいる場所も綺麗にしてしまいたいですね。 この大掃除は…

義士まつり・本妙寺

そろそろ12月も中旬を迎え、そろそろ忠臣蔵に関係するドラマなどが放送されるのでしょうか。忠臣蔵は、毎年放送されたりしているので、皆様よくご存知のことと思いますが、京都には赤穂浪士などに縁のある場所、神社などが多くあります。本日は、その中の一…

空也踊躍念仏(かくれ念仏)

以前、都七福神の中の、ゑびす神社(ゑびす神)や赤山禅院(福禄寿)をご紹介しましたが、本日は弁財天を祭っている六波羅蜜寺をご紹介させて頂きます。六波羅蜜寺は、西国三十三ヶ所の第17番札所にもなっており、多くの方がお参りに訪れます。この六波羅…

針供養・虚空蔵法輪寺

師走に入り、年末の忙しい時期がやってきましたね。お正月の準備をしたり、大掃除をしたりと、物をあっちへ動かし、こっちへ動かし片付けられるのではないでしょうか。この年末の大掃除の時には、大事に仕舞ってあったものも思い切って捨てることも多いと思…

大根焚・三宝寺

今日で11月も終わり、年末に向けて忙しい季節になってきましたね。12月になると、今年一年の締めくくりとなる行事などが目白押しになるのですが、本日は、そんな年末行事の一つ、三宝寺の大根焚をご紹介させて頂こうと思います。 三宝寺は、洛陽十二支妙…

清水寺ライトアップ

先日、清水寺で行われる「今年の漢字」の発表について少しお話しましたが、本日は、その清水寺について、もう少しお話をさせていただきたいと思います。清水寺は、京都の東山にあり、西国三十三所観音霊場の第十六番札所となっています。桜の名所としても有…

筆供養・正覚庵

12月も近づき、そろそろ清水寺で発表される「今年の漢字」が何になるか楽しみな時期になってきました。「今年の漢字」は、毎年12月12日に発表されるもので、去年は「愛」、一昨年は「災」の字が大きく書き出されていましたね。この「今年の漢字」は公…

秋の業平塩かま祭・十輪寺

伊勢物語と言うと、学生時代に古典の授業で習われた方も多くおられるのではないでしょうか。伊勢物語は、平安時代前期に作られた短編物語集で、それぞれの物語が、和歌とその和歌にまつわる出来事で綴られています。これらの出来事のほとんどは恋愛物語なの…

大護摩供・法住寺

東山にある三十三間堂は、お正月に行われる通し矢が有名なので、何かの折に耳にしたことがあるかと思いますが、その三十三間堂のすぐ側に法住寺というお寺があります。この法住寺は、藤原為光が花山天王の后でもあった自分の娘(祇子)の菩提を弔う為に建て…

嵯峨・嵐山

嵐山といえば、京都を代表する観光地の一つなので、皆さんもよくご存知のことだと思います。以前紹介させていただいた鵜飼が行われるのも嵐山ですし、それ以外にも観光名所・見所が多く、特にこれからの季節は、紅葉を見に訪れる予定の方も多くおられるかも…

かにかくに祭

先日、祇園東が行う祇園をどりを紹介させて頂きましたが、本日は、同じ京の五花街の一つ、祇園甲部の舞妓さん・芸妓さんが参加する「かにかくに祭」を紹介させて頂きます。 かにかくに祭は、大正・昭和を代表する歌人である吉井勇をしのぶ行事で、白川の巽橋…

祇園をどり

京都の祇園と聞くと舞妓さんや芸妓さんを連想される方も多いように、祇園は京都五花街と呼ばれる花街の一つです。京都五花街とは、祇園甲部・宮川町・上七軒・先斗町・祇園東のことで、それぞれに踊りの興行が行われています。祇園甲部で行われるのが都をど…

曲水の宴・城南宮

京都駅から更に南に行き、地下鉄竹田駅の近く、名神高速道路の京都南I.Cからすぐの所に城南宮という神社があります。この城南宮は、京に都が置かれた際に南方守護の守護神として創建され、白川上皇が城南離宮を造った時には、その鎮守社として崇められたのだ…

すし供養・本能寺

本能寺の変と言えば、誰もが一度は耳にしたことのある歴史上の出来事でしょう。織田信長が味方であったはずの明智光秀に襲撃され、自害したのが本能寺の変(1582年)なのですが、この舞台ともなった本能寺は、現在も京都市役所のすぐ近くにあります。本能寺…

ハロウィンまつり・北山

そろそろ10月も終わりに近づき、ハロウィンの飾り付けがあちこちで見られるようになりましたね。ハロウィンの飾り付けと言えば、かぼちゃをくり抜いて顔を作り、提灯のようにしたジャック・オ・ランタンと呼ばれているものがお馴染みの飾りではないでしょ…

時代祭

前回、鞍馬の火祭りを紹介しましたが、同じ10月22日には時代祭も行われます。時代祭は、皆さんもご存知の通り、京都三大祭の一つで、100年以上前から行われているのですが、葵祭や祇園祭などに比べると最も歴史の浅い祭です。その起こりは明治28年(1895年)…

鞍馬の火祭り

以前、牛若丸も修行したといわれている鞍馬山にある鞍馬寺を紹介しましたが、その境内に本日紹介する由岐神社があります。由岐神社は、もともとは京都御所内にあったのですが、鎮守社として、御所から都の北方である鞍馬に移されたのだそうです。この由岐神…

二十日ゑびす

以前、都七福神の一つ、福禄寿を祀っている赤山禅院をご紹介しましたが、本日は、同じ都七福神の一つ、ゑびす神を祀っている京都ゑびす神社をご紹介したいと思います。京都ゑびす神社は、丸山公園や南座のある祇園界隈にあります。この京都ゑびす神社は、関…

手作り市・百万遍知恩寺

京都大学のある一帯は百万遍と呼ばれています。京都の暮らしが長い人であれば、百万遍と言えばどこのことを言っているのかわかるのですが、地図に載っている正式な名称ではないので観光で訪れられた方等には探しにくい場所かもしれませんね。この百万遍、場…

観月の夕べ・大覚寺

朝晩の冷え込みが厳しくなり、そろそろ秋も深まってきましたね。秋と言えば、紅葉が大きなイベントですが、もう一つ忘れてはならないイベントがお月見ではないでしょうか。そのお月見の日本三大名月鑑賞地として知られているのが、京都の嵯峨にある大沢池で…

御香宮神幸祭・御香宮神社

大河ドラマを見ておられる方はご存知のように、京都の伏見区は豊臣秀吉が築いた伏見城の城下町で、寺田屋事件や、鳥羽伏見の戦いなど、歴史上の有名な出来事の中にもしばしば登場しています。この伏見は、昔からお酒造りの盛んな地域で、今でも酒蔵が多く残…

へちま加持・赤山禅院

比叡山の麓、修学院離宮のすぐ近くに赤山禅院(せきざんぜんいん)と呼ばれるお寺があります。商売繁盛の神で知られており、地元では「赤山さん」という名で親しまれています。また、紅葉の名所としても知られており、秋の参道の天井に広がる紅葉は一見の価…

ずいき祭・北野天満宮

北野天満宮といえばご存知の方も多いのではないでしょうか。地元では「天神さん」と親しまれているこの神社は、菅原道真を祀っている神社で、学問の神様として多くの学生などが訪れます。境内や梅苑には約2000本の梅が植えられており、50種類にも及ぶ梅がそ…

櫛祭・安井金比羅宮

京都東山の清水寺や丸山公園の近く、祇園界隈に安井金比羅宮と呼ばれる神社があります。この神社は、縁切り・縁結びの神様として有名で、境内にある縁切り縁結び碑(いし)には、その下にある石の部分が見えなくなるほど、お願い事の書かれた形代が貼られて…

晴明神社・神幸祭

少し前の陰陽師・安倍晴明ブームで、晴明神社の存在を知っている方は多いのではないでしょうか。この晴明神社は、京都御所から西へ20分ほどの所にあり、安倍晴明がかつて生活をしていた屋敷跡に建てられております。安倍晴明はこの時代の方にしては大変長…

萩まつり・梨木神社

京都御所の東側に梨木神社(なしのき)と呼ばれる神社があります。ちょうど御所の清和院御門を出たところに、ひっそりと佇んでいます。この神社は、京都の中では非常に新しい神社で、明治18年に三条実万・実美父子を祀るために創建されたそうです。この梨…