2005-09-01から1ヶ月間の記事一覧

瑞饋(ずいき)祭

「ずいき」とは里芋の茎のことを云います。この祭りは、北野天満宮で行われる穀豊穣を感謝する祭で、神輿の屋根にずいきを葺き 赤茄子などの秋野菜で飾った ずいき神輿が出ます。その昔、五穀豊穣を祈り、新穀、蔬菜、果物に花などを供えて神前に献上したの…

お彼岸について

お彼岸は、春分の日と秋分の日を中日とする前後三日間の計7日間をいいます。法律の定義としましては、春分の日は自然をたたえ生物を慈む日で、秋分の日は先祖を敬い亡くなった人をしのぶ日と定められています。お彼岸に法要を行うのは、昼夜が等分の日であ…

単身者用高級新築マンション(仮称)北山ヒルズ 新登場

北山通りより徒歩1分のところ、北山通り沿いに高級グレードの単身用マンションが登場します。鉄筋コンクリート造の5階建で、1階部分はテナント(物販店の予定)、2階と3階部分を今回賃貸募集中で、現在10月末の完成を目指して工事が順調に進められて…

大覚寺観月の夕べ

平安時代初期に嵯峨天皇は、京都の北西の地、葛野、現在の嵯峨野に離宮を造営されました。その時に中国の洞庭湖をモデルに「庭湖」と呼ばれる日本最古の人工池(林泉)のある庭園をつくられました。『紫式部日記』にも記されている通り、嵯峨野の月は大変美…

重陽の節句

春夏秋冬で季節が美しく移りゆく日本では、気候の変り目の祝祭日のことを節日(せちび・せつび)といい、お供え物をしたり、行事等をおこなって祝ってきたという歴史があります。「節句」という言葉は、この節日の供物、「節供(せちく)」という言葉が、節日そ…

十五夜

旧暦の8月15日を「十五夜」「中秋の名月」といいます。中秋の名月とは、秋の真ん中に出る満月の意味で、旧暦では1月から3月を春、4月から6月を夏、7月から9月を秋、10月から12月を冬としていたことから、8月は秋のちょうど真中であり、8月15日の夜に出る満月…

日本人が毎日飲むお茶の話

今回は、日本人が毎日飲むお茶についてのお話です。私はお茶が大好きで自宅に海外のものも含め、色々なお茶をストックしています。お茶の木は現在、北海道を除く全ての県で栽培されています。しかし、お茶の木はもともと亜熱帯性の植物で、寒さや高温を嫌う…