十五夜

kanohco2005-09-06

旧暦の8月15日を「十五夜」「中秋の名月」といいます。中秋の名月とは、秋の真ん中に出る満月の意味で、旧暦では1月から3月を春、4月から6月を夏、7月から9月を秋、10月から12月を冬としていたことから、8月は秋のちょうど真中であり、8月15日の夜に出る満月ということで、そう呼ばれるようになりました。現在用いられている新暦では1ヶ月程度のズレが生じるため、9月7日から10月8日までの間に訪れる満月の日を十五夜中秋の名月と呼んでいます。
十五夜は、中秋の名月を鑑賞するほか、これから始まる収穫期を前にして、収穫を感謝する初穂祭としての意味あいがありました。9月頃に収穫される芋をお供えすることから、「芋の名月」とも呼ばれています。
現在では、満月のように丸い月見団子と魔よけの力があるとされたススキを供えるのが一般的な十五夜スタイルです。また、地方によっては、この日だけは、他人の畑の作物を無断で取っても良いとか、子供がお月見のお供え物を盗んでよいとする風習もあるそうです。
詳しい物件の情報は狩野コーポレーションHPへ