北野天満宮・大福梅の授与

kanohco2005-12-13

梅の名所として知られる北野天満宮。その境内で採取した梅が、大福梅(梅干)として12月13日から授与されます。
大福梅とは、招福息災を願って服用する縁起物で、村上天皇の御代(951年)から続くものです。6月中旬、北野天満宮境内の梅苑約2000本から神職・巫女・崇敬奉仕者が総がかりで採取します。採れた梅の実を塩漬し、7月中旬〜8月下旬頃、すのこの上にむしろを敷き、その上に並べて約4週間かけてカラカラになるまで干し上げます(大福梅の土用干し)。干し上がった梅の実は、再び塩をまぶして樽に11月下旬まで貯蔵されます。11月下旬樽から取り出された梅は、6粒位ずつ、手のひら程の大きさに切りそろえた縁起物の裏白を添え、奉書紙で包み事始めから終い天神の頃まで社頭で授与されます。
大福梅は、正月元旦の朝、祝膳として初茶の中に入れて飲みます。元旦にこの梅を白湯に入れて服すると、疫病を除け、長寿招福を得られるとされています。
大福梅1袋6粒入り500円、祝箸1膳50円、お屠蘇1袋100円。大福梅が無くなるまで授与されますが1週間程度で無くなる事もあります。
 
日時:12月13日 
時間:8:30am〜
北野天満宮 京都市上京区馬喰町

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