いよいよ時代祭!

kanohco2005-10-21

10月22日、京都の三大祭りの一つの時代祭が行われます。
時代祭は、平安遷都1100年にあたる明治28年3月に桓武天皇を祭神とする平安神宮が創建された際、盛大に祭りを行おうと同年10月25日に挙行されたのが始まりです。初回の行列は、創建された平安神宮へお参りする姿として行われましたが、その後は桓武天皇孝明天皇の祭神二柱の神霊が京都御所から市内を巡行して、市内の繁栄をご覧になるという姿に変わりました。この神幸列にお供をするというのが時代行列本来の姿。祭りの期日は、翌年から桓武天皇の車駕が新都にはいった日とされる10月22日に改められました。
当初は6列と少なかった行列も、市域の拡大と共に次第に増え、1921年(大正10年)に8行列、1931年(昭和6年)に10行列となりました。戦火の拡大と共に1944年(昭和19年からしばらく中断されていましたが、昭和25年に再興され、これを機に江戸時代・中世・平安時代の3つの女人行列が新たに加わり、更に昭和41年に幕末志士列が加えられました。 行列は明治維新から江戸、安土桃山、南北朝、鎌倉と7つの時代をさかのぼります。現在の行列は、18列、約2000人、牛馬70余頭で全長約2kmに及びます。衣装や調度品、祭具は1万2000点にも上ります。京都の工匠や染色の識者が考証研究を重ね、帯1本から糸に至るまで各時代の素材を使い現在に蘇らせました。 創建当時、平安神宮の建物の維持や祭りの挙行に、市民が1日1厘のさい銭を奉納することが提案され、市民が祭りを運営する平安講社の組織づくりが始まりました。平安講社は市内の旧学区単位で構成され、各講社がそれぞれの行列を担当、脈々と受け継がれてきました。
京都の三大祭りの一つの時代祭。是非、皆様もお着物でお出かけ下さい!
時代祭進行予定】
京都御所  (12:00) 出発
烏丸御池  (12:50)
市役所前  (13:30)
三条京阪前 (14:00)
平安神宮  (14:40) 到着
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