長岡天満宮・錦景苑のライトアップ

早いもので本日から12月に入りましたね。旧暦で師走と呼ばれるように、忙しい1ヶ月を過ごされる方が多いかと思いますが、風邪をひいたりしないように乗り切り、のんびりとした年越しを迎えたいものですね。
さて、皆様は長岡天満宮をご存知でしょうか。阪急電車長岡天神駅がありますので、なんとなく存在を知っているという方も多いのではないでしょうか。長岡天満宮は、菅原道真を祭る天満宮の一つで、在原業平などといった貴族たちと詩歌や管弦を楽しんだ菅原道真縁の地にあります。大宰府へ左遷される際にもこの地へ立ち寄り、「我が魂長くこの地にとどまるべし」と名残を惜しんだことから、後に近臣たちが菅原道真自作の木像を祀り、長岡天満宮が創立されました。歴代の天皇家によって多くの寄進や造営を受けた長岡天満宮は、最盛期には10万坪ほどの敷地が広がっていたのですが、明治時代に入ってからの区画整備などによって規模が縮小され、今では2万坪ほどの広さになっています。この境内には、八条ヶ池と呼ばれる八条宮智仁親王によって築造された池が今も残されており、その中央部分に参道のある中堤が通っています。この中堤の両側には樹齢100年を越えるキリシマツツジが多数植えられており、毎年4月頃には池や堤が真っ赤に染められた景色が有名です。また、池沿いの遊歩道も桜並木となっており、キリシマツツジと合わせて、多くの方がのんびりと春の景色を楽しみながら散策をされています。皆様も、次の春あたり、一度訪れてみられてはいかがでしょうか。
さて、この長岡天満宮では春だけでなく、秋にも景色を楽しむことができます。境内の錦景苑では、11月22日から12月7日の期間中、日没頃から21時頃までライトアップが行われます。この錦景苑は石碑を集めた碑の庭を改修して作られた庭園で、丁度1年ほど前に竣工されました。この庭園には地形を利用して滝が作られているのですが、その滝を取り囲むように100本ほどのモミジが植えられています。これらの赤く色づいたモミジがライトアップされ、モミジの映る池を取り囲む広々とした夜の庭園を散策することができますので、皆様も一度足を運んでみられてはいかがでしょうか。



長岡天満宮
住所:〒617-0824 長岡京市天神2-15-13
拝観時間:8:40〜17:00(社務所) 境内自由
問合せ:075-951-1025
アクセス:JR京都線 長岡京駅 徒歩15分/阪急電車 長岡天神駅 徒歩20分
○錦景苑のライトアップ
日時:11月22日〜12月7日 日没〜21:00



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☆長岡天満宮☆
☆長岡京市観光協会☆