建勲神社・船岡祭り

皆様は歴史上の人物で好きな人物はおれらますでしょうか。大河ドラマやクイズ形式のバラエティなどで様々な人物が取り上げられる度に、「こんな人もいたのか」「実はこんな人だったのか」といった思いを持つのですが、このような歴史上の人物の中でも、特に戦国時代の武将の中に好きな人物がおられる方も多いのではないでしょうか。戦国時代の武将は、それこそ数え切れないほどの人数になり、教科書などに登場する主な武将だけでもなかなか覚えきれない人数だったのではないでしょうか。しかし、織田信長豊臣秀吉徳川家康といった3人は覚えておられる方が多いのではないでしょうか。織田信長といえば、京都の本能寺や比叡山延暦寺などが関係の深いお寺ですが、織田信長自身を祀っているお寺がありますので、本日はこのお寺をご紹介させて頂きます。
船岡山の中腹にある建勲神社は、主祭神織田信長とし、その子供の織田信忠を配祀しているお寺です。正式には「たけいさお」と読むのですが、一般的には「建勲(けんくん)さん」と呼ばれています。明治2年に創建された比較的新しいお寺なのですが、お寺のある船岡山は、平安京が造られた際の、四神相応の玄武に位置し、豊臣秀吉織田信長の廟所と定めた場所になります。
さて、この建勲神社では、10月19日に、大祭の船岡祭が行われます。この祭は、織田信長が始めて入洛をした日を記念して行われ、織田信長ゆかりの品であり、愛用していたとされる鎧の紺糸威胴丸や桶狭間の合戦の際に使用した義元左文字の太刀などが特別展示されます。また、神殿祭のあとに行われる舞楽奉納では、織田信長桶狭間の合戦へ出陣する際に舞ったとされる仕舞の敦盛の舞も披露されたり、矢取り神事や火縄銃の実射など、様々な行事が行われますので、一度足を運んでみられてはいかがでしょうか。
船岡山は、国の史跡にも指定されており、山頂付近からは京都市内を見渡すことができます。山一帯が市民憩いの場として整備されており、公園や野外ステージなども設置されています。昼間は家族連れでのんびりと散歩をしたり、多くの子どもが遊んだりしていますので、皆様ものんびりとした時間を過ごしに訪れて見られてはいかがでしょうか。



建勲神社
住所:〒603-8227 京都市北区紫野北舟岡町49
開門時間:境内自由
問合せ:075-451-0170
アクセス:市バス 建勲神社前 徒歩3分
○船岡祭り
日時:10月19日



京都 不動産(賃貸物件・売買物件etc)の情報は狩野コーポレーションHPへ