アンティークのきもの展

皆様は普段、着物を着られるでしょうか。お正月には着物を着て初詣にいかれたり、夏には浴衣でお祭りに出かけたりされるでしょうか。あまり着物を着る機会の無い人でも、着物を着るのが好きだったり、着物を着ている人を見るとつい目で追ってしまう人は多くおられるかもしれませんね。
着物は、日本の伝統的な衣装であり、日本の第一礼装なので、どこかへ出かけられる際や、何か行事ごとの際には着られる方も多いことでしょう。時代とともに、着こなし方や模様などの流行はありますが、天神さんや弘法さんの市でも、毎回多くの人がお気に入りの一枚を探しているように、新しくても古くても変わらずに伝えてゆけるものの一つではないでしょうか。
このような古い着物の中でも、特に大正から明治初期の着物は、「アンティーク」と呼ばれ、人気を集めています。古典的な柄やモダンな柄の特徴的な着物が大正ロマンを感じさせるようで、現代的な着物にはない雰囲気が好まれています。そんなアンティークの着物を展示するイベントが、明日から冨田屋というお店で開かれます。約120年前に建てられた冨田屋の本社は、文化財にも指定されているもので、西陣の風習やしきたりが今も残されています。この冨田屋の三つの蔵に残されている数多くの着物の中から、格調のあるものや、歴史的・芸術的に価値の高い着物や帯などが展示されるのですが、普段はあまり見ることのできないものが多数並ぶそうです。着物好きな方が楽しめるのはもちろんのこと、そうでない方も京町家の中で行われる展示会の雰囲気を楽しんでみられてはいかがでしょうか。



アンティークのきもの展
住所:上京区大宮通一条上る 冨田屋
期間:6月15日〜6月25日 10:00〜17:00
料金:1,050円
問合せ:Tel.075-432-6701 Fax.075-432-6702
アクセス:市バス  一条戻り橋停



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☆冨田屋☆