三室戸寺・あじさい園公開

梅雨の季節の花といえば紫陽花と考える方は多いのではないでしょうか。この紫陽花は、土地の酸性度で色が変わるので、七変化とも呼ばれているそうです。そのような紫陽花の名所としてしられているのが、西国観音霊場の十番札所である三室戸寺です。この三室戸寺は「あじさい寺」とも呼ばれるほどの紫陽花の名所として知られています。
三室戸寺は、770年、光仁天皇より創建されたそうで、三室戸寺の奥にある岩淵で発見された黄金の千手観音菩薩を御本尊として創建されたそうです。本堂は1805年に建立されたもので、重層入母屋作りになっているそうです。さらに、その背景には室町時代の十八神社社殿、東には鐘楼・三重塔がそびえ立っているそうです。この三重塔は、紅葉の頃が最も見ごたえのある時期だそうです。
また、本堂の西側には宝蔵庫が建てられているそうです。この宝蔵庫には、重要文化財にも指定されている木造釈迦如来立像、木造毘沙門天立像、木造阿弥陀如来及び両脇侍坐像が所蔵されているそうなのですが、拝観できるのは毎月17日のみで、それも1日に3回だけなのだそうです。さらに、拝観時間までも限定されているそうなのですが、もし行かれる機会がありましたら、ちょうど拝観できる頃合を見計らって出かけてみてはいかがでしょうか。
また、「花の寺」とも言われていますように、三室戸寺には5千坪もの庭園が広がっています。三室戸寺は紫陽花に限らず、四季を通じてツツジ、蓮、紅葉などの眺めを堪能できるそうです。宇治の花の寺として親しまれているのも、この庭園があるからなのですね。
四季折々の花はその都度ご紹介させて頂くことにいたしまして、今の季節にはやはりあじさい園のご紹介をさせて頂くことにします。三室戸寺あじさい園では、30種・10000株紫陽花が楽しめるそうです。主な種類には、西洋アジサイ、額あじさい、柏葉アジサイ、幻の紫陽花・七段花等があるそうで、色も形もとりどりの紫陽花が杉木立の間に咲く様は紫絵巻のようで素晴らしい景観になるのだそうです。この週末までは、土・日曜日にライトアップもされているそうです。週末は残念ながら梅雨の天気になりそうですが、この機会に幻想的な梅雨の光景を楽しまれてみてはいかがでしょうか。



三室戸寺
拝観時間:4月1日〜10月31日 (8時30分〜16時30分)/11月1日〜 3月31日 (8時30分〜16時00分)
※拝観最終受付は閉門時間の30分前まで、納経最終受付は閉門時間の20分前まで
※年末休み (12月29,30,31日)
拝観料 :500円 、小人300円(宝物殿:別途300円 毎月17日公開)
アクセス:
【電 車】京阪 三室戸駅より東へ徒歩15分/JR・京阪宇治駅下車 京阪宇治交通バス明星町経由JR黄檗駅行きで「三室戸寺」下車すぐ
【自動車】京滋バイパス宇治東ICより3分(駐車場有)
あじさい園の開園
期間:6月1日(木)〜7月9日(日)
時間:8時30分〜16時30分
あじさい園のライトアップ
期間:6月10日〜6月25日の間の土・日曜日のみ
時間:19時〜21時(20時30分受付終了)



不動産(賃貸物件・売買物件etc)の情報は狩野コーポレーションHPへ