藤森神社・あじさい苑公開

京都の深草には競馬ファンの方に人気のある神社があります。勝運と馬の社と言われている藤森神社は菖蒲の節句端午の節句)の発祥地としても有名で、平安京以前からの古社だそうです。今から約1800年前に神功皇后が軍旗や武具をこの地に埋め、祭ったのが始まりと伝えられているように、祭神には、神功皇后応神天皇素戔嗚尊(すさのおのみこと)、日本武尊(やまとたけるのみこと)など、そうそうたるメンバーが揃っています。何か勝負事の際にお参りをしておくと、とても力強い見方が現れるような気がしますね。
この藤森神社の一番の行事は「藤森祭」で、祭の行われる5月5日には武者行列や駈馬神事が行われるそうです。このような所以で競馬ファンに人気があるのですね。毎月5日にはハズレ馬券を焼納する願駈祭があったり、駈馬守もあるそうなので、競馬ファンの方や、馬好きの方は一度訪れられてみてはいかがでしょうか。(淀競馬場のすぐ近くです)
また、本殿脇には腰痛にご利益があると言われている御旗塚や、学問向上、勝運を授ける神水として信仰されている「不二の水」が沸き出でているそうです。不二の水の「不二」は、二つと同じものは無いとうい意味だそうです。ここにしか無い勝運の水。一度試してみたいものです。
藤森神社は古来から、朝廷から庶民にまで親しまれている歴史ある神社だそうです。本殿は、宮中賢所であった建物が正徳2年(1712年)に移されたもので、現存する賢所としては最古のものだそうです。その他にも、八幡宮社・大将軍社等が重要文化財として指定されているそうです。さらに、宝物殿には藤森神社に伝わる社宝や、宮司さんが集めた古今の武具など百数十点が展示されている他、馬の博物館も併設されているそうです。
このような藤森神社の境内には第1・第2あじさい苑が設けられており、今ちょうど公開されています。このあじさい苑には約3500株の紫陽花が植えられており、色とりどりの紫陽花が咲いているそうです。ちょうど今が見ごろな時期だそうなので、一度訪れられてみてはいかがでしょうか。


施設名:藤森神社(ふじのもりじんじゃ )
住所:〒612-0864 京都府京都市伏見区深草鳥居崎町609
開門時間:9:00〜16:00(3月〜12月)/9:00〜17:00(1月〜2月)
問い合わせ先: 075-641-1045
アクセス:JR奈良線「JR藤森駅」から西へ徒歩5分(駐車場有)
料金:境内散策自由(あじさい苑入苑料は300円)
あじさい苑公開:2006年6月3日〜30日 9:00〜16:00


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