青少年科学センター

皆様は小学生の頃など、どのような科目の授業が好きでしたでしょうか。体育や音楽、図工といった授業が好きだった方は多くおられると思いますが、理科の実験が好きだったという方も多くおられるのではないでしょうか。また、最近では身近なものでできる面白い実験を紹介する番組なども放送されており、自分でも何か実験をしてみたいと思われた方もおられることでしょう。その様な実験を、実際の体験を通して楽しめる施設がありますので、ご紹介させて頂きます。
深草にある青少年科学センターは、昭和44年5月5日に、「実験や観察を通して子供たちの科学的なものの見方、考え方を育てる」目的で開設された体験型の博物館で、科学だけでなく、生物学や物理、地学、天文学など、広範囲の分野に及ぶ約100点の展示は、実際に自分の手や耳、目で見て確かめることのできるユニークなものになっています。いくつかの展示を挙げると、自分の声の波形を見ることのできるもの、鶏の雛の孵化を観察できるもの、花火の構造をみることのできるものなどといったものになります。それ以外にもティラノサウルスの動く模型(喋ります)や、アジアゾウ骨格標本アロサウルスやタルボサウルスなどといった化石標本も数多く展示されています。
この青少年科学センターの一角にはプラネタリウムもあり、別途入場料は必要になりますが、季節ごとの夜空の様子を見ながら、ゆったりとした時間を過ごすことができます。また、沖縄でしか見られない珍しい蝶が飼育されているチョウの家をみることもできき、温室のように見えるこのチョウの家では、貴重な蝶が標本ではなく生きた状態で見ることができますので、ここにも足を運んでみられてはいかがでしょうか。
青少年科学センターでは、今問題になっている地球温暖化問題や水質汚染といった環境問題に関しても、体験を通じて改めて考えることができます。大人でも十分に楽しむことのできる実験が数多くありますが、環境問題などについても、改めて知り、考える良い機会になるのではないでしょうか。



青少年科学センター
住所:〒612-0031 京都市伏見区深草池ノ内町13
開館時間:9:00〜17:00(入館〜16:30) 木曜休館
料金:一般 500円、中学・高校生 200円、小学生 100円
プラネタリウム観覧には別途同額必要
問合せ:075-642-1601
アクセス:京阪電車 藤森駅 徒歩5分/地下鉄 竹田駅 徒歩15分/市バス 青少年科学センター前停 すぐ



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☆京都市青少年科学センター☆