干支(十二支)

新年明けましておめでとうございます。今年も宜しくお願い致します。
新しい年が始まって、1週間が経ちましたが、皆様はどのようなお正月休みを過ごされたでしょうか。ゆっくりと体を休めることができましたでしょうか。狩野コーポレーションも新年を迎え、4日から営業を開始致しました。スタッフ一同、新たな気持ちでお待ちしておりますので、近くを通られた際には是非お立ち寄り下さいませ。
さて、皆様も今年の年賀状などにネズミのデザインを使われたのではないでしょうか。今年の干支は子(ネズミ)ですが、去年はイノシシ、来年は牛と、毎年の干支は、十二支の中で順番に巡っていることは、皆様ご存知のことでしょう。この十二支は、子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥という12の動物の総称で、古来は、月や時間のような数を表す言葉として使われていました。それが今も名残として残っているのが、「正午」や「丑三つ時」といった言葉です。また、この十二支は甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸の10からなる十干と組み合わせて使われることが多く、甲子や丙午といった形でカレンダーなどに書かれていたりするので、皆様もご覧になったことがあるのではないでしょうか。
このように、十二支というのは古くから生活の中の身近なものだったのですが、日本だけでなく世界各国にあることを皆様はご存知でしょうか。中国はもちろん、ベトナムやタイなどのアジアだけでなく、ロシアやブルガリアといった東ヨーロッパの地域でも十二支を見ることができます。ほとんどの動物は日本の十二支と変わらないのですが、中国では猪が豚であったり、モンゴルでは寅の代わりに豹が入っているのだそうです。また、ベトナムでは牛の変わりに水牛、ウサギの変わりに猫、羊の変わりにヤギが入っていたりするそうです。そのように、世界各国に十二支が存在しているのですが、この十二支に選ばれている動物に関して、一つの昔話があることを皆様はご存知でしょうか。
ある日、神様が動物たちに向って「12の動物を選んで、それぞれに治める月を与えるから、この日に家に来るように」と言ったそうです。その指定された日の前日、牛は歩くのが遅いから先に出発すると歩きだしました。それを見たネズミはこっそり牛の背中に乗って行き、牛が1番乗りで門をくぐろうとした瞬間に背中から飛び降りて、一番に門をくぐっていったそうです。そのため、十二支ではネズミが1番で牛が2番になったそうです。このネズミは、猫が日付を忘れたから教えてくれないかと来た時に、わざと一日遅い日を教え、その為に十二支に入れなかった猫は今でもネズミを追いかけまわしているのだと言われています。また、申・酉・戌という順番になっているのは、仲の悪い猿と犬を鶏が仲裁していた為なのだそうです。
今年の干支であるネズミの子という字は、新しい生命が種子の中に萌し始める状態を表していると言われています。皆様も、何かやりたいと思われていることがありましたら、初めて見るのに良い年なのではないでしょうか。



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