除夜の鐘

ついに、今年も残りあとわずか。皆様の中には、今日で仕事納めの方も多いのではないでしょうか。狩野コーポレーションも本日の大掃除で仕事納めとなり、明日から年末年始のお休みを頂きます。ご迷惑をおかけいたしますが、新年は1月4日から営業致しますので来年も宜しくお願い致します。
さて、皆様は年越しと言えば何を思い浮かべられるでしょうか。年越しソバでしょうか。紅白歌合戦でしょうか。初日の出の為の登山でしょうか。それとも、除夜の鐘でしょうか。それぞれ、いろいろな形で年越しを迎えられるかと思うのですが、皆様の中には、寺院で年越しを迎え、初詣をされる方も多いのではないでしょうか。そのような寺院の中には、除夜の鐘が撞かれている所も多いことでしょう。そこで、本日は除夜の鐘についてお話させていただきます。
除夜の鐘とは、年の変わる深夜0時をはさんで撞かれる鐘のことで、「除夜」というのが1年の日ごよみを除く夜と言う事で大晦日の夜を指しているのだそうです。この除夜の鐘が108回撞かれるということは皆様ご存知のことでしょう。では、なぜ108回なのか理由をご存知でしょうか。回数の理由に関しては諸説あるようなのですが、その中でも「人間の煩悩の数」を表しているとする説は皆様も聞かれたことがあるのではないでしょうか。眼・耳・鼻・舌・身・意の六根のそれぞれに好・悪・平があって18種類。そして、さらにそれぞれに浄・染があって36種類。この36種類が前世・今世・来世の三世分あり、これらを合計すると108の煩悩となるそうです。
この他にも、12(月の数)・24(二十四節気)・72(七十二候)を足したもので、「1年間を表している」とする説や、「四苦八苦を取り払う」為に4×9+8×9の答えである108回になったとする説などがあるそうです。
除夜の鐘は、京都の寺院でもいろいろな所で撞かれます(→詳しくはこちら)。整理券の配布や、人数制限のある所もありますが、一般参加できる所がたくさんありますので、一度体験されてみてはいかがでしょうか。
最後になりましたが、皆様には今年1年大変お世話になりました。また、いつもこのブログをご覧頂きましてありがとうございます。来年も、より一層楽しんで頂けるよう、充実させて参りますので、また覘きに来て頂ければと思います。
それでは皆様、良いお年を。



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