生身天満宮・大祓式

今日はクリスマスですが、皆様は何かプレゼントをもらわれたでしょうか。目覚めた時、何が枕元に置かれているかドキドキしながら布団に入られた方もおられることでしょう。もしくは、これをご覧頂いて入る皆様の中では、こっそりとサンタさん役をされていた方の方が多いかもしれませんね。このクリスマスが終わると、後は年末を迎えるだけとなり、街も一気にお正月の雰囲気であふれ出します。そのようなお正月を迎える為の最後の行事が生身天満宮で行なわれますのでご紹介させて頂きます。
生身天満宮は、菅原道真が大宰権師として大宰府に左遷された際に作られたもので、道真の八男である慶能の養育を任されていた園部(菅公の領地)の代官である武部源蔵が、道真の木像を生祠として祀ったことに始まるそうです。その為に生身天満宮と呼ばれるようになったそうで、日本最古の天満宮であると言われています。その後、足利家の禁制高札(指定文化財)によって守護されてきた生身天満宮は、1653年に小麦山から現在地に移されたそうで、杉の古木に囲まれた境内は静かな雰囲気に包まれています。また、皆様もご存知の通り、菅原道真が梅を好んだことから、北野天満宮には梅園などがあり、数百本の梅が植えられているのですが、生身天満宮でも梅を見ることができます。特に受験生の方などには、境内で取れた梅の実から作られた合格梅干などを配布している(数に限り有)そうですので、絵馬と併せて合格祈願をされてみてはいかがでしょう。
さて、冒頭でもお伝えしたように、生身天満宮では今年最後の行事が本日(12/25)行なわれます。本日行なわれる大祓式は、普段の生活の中で溜まってしまった罪穢れを落とすための行事で、身を清めることで新年を健康に迎えることができるとされています。皆様も、溜まったものを落として、すっきりとした新年を迎えられてはいかがでしょうか。



生身天満宮
住所:〒622-0002 京都府船井郡園部町美園町1−67
開門時間:拝観自由
問合せ:0771-62-0535
アクセス:JR嵯峨野山陰線 園部駅 徒歩15分
●大祓式
日時:12月25日



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