京都最大の湖・離湖

皆様は京都で最大の湖をご存知でしょうか。京都府網野町にある離湖(はなれこ)と呼ばれる湖は、水面面積が35ヘクタール、湖周が3.8km、水深は最深部で約7mと、琵琶湖などに比べると小さいですが、京都府下では最大の湖になっています。この離湖は、少し前に紹介致しました琴弾浜のすぐ南に位置しており、散策路や公園も整備されております。あみの八景の1つでもありますので、近くを通られた際には少し足を伸ばしてみられてはいかがでしょう。
離湖は、海の近くではありますが、水質は淡水の湖で、昔からヘラブナやワカサギの釣り場としても有名なのだそうです。これらの魚以外にも、鯉や草魚と呼ばれる魚の生息地になっているそうで、体長1mを超える草魚が釣れることもあるそうです。この草魚は、淡水魚としては珍しく1mを超えるものが多くみられる魚で、水草で釣ることができるそうです。パンなどでも釣れるそうですが、警戒心が強く、人の気配を感じると逃げてしまって釣ることが難しくなるそうなので、じっと粘ってみられてはいかがでしょうか。
この離湖には、突き出すようにして山があるのですが、もともとは島だったものが繋がったものだそうで、離山と呼ばれています。この離山には、離山古墳と離湖古墳という2つの古墳があるのですが、丹後の首長クラスの古墳ではないかと考えられているそうです。また、山腹には、離湖公園という公園があり、アスレティックの施設も備えられていますし、湖の周りには半周できる散策路が整備されており、春の桜の季節には散策路に植えられている桜が提灯でライトアップされますので、機会がありましたら、是非一度訪れてみられてはいかがでしょうか。



離湖
住所:京丹後市網野町小浜
問合せ:0772-69-0530 京丹後市役所 都市計画・建築住宅課
アクセス:北近畿タンゴ鉄道 網野駅 車で10分



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