京都芸術センター

少子化に伴い、統廃合される小学校や中学校のニュースを聞くことが増え、何となく母校でなくても何となく寂しい気持ちになることがありますね。そのように、統廃合されていく中で、歴史的価値の高い建物が使われなくなるということも多くあります。そのような施設を再利用しようという動きは全国的にあるのですが、そのような再利用の例の一つを紹介させて頂きます。
四条烏丸から歩いて5分ほどの所に、京都芸術センターという施設があるのですが、このセンターは、統廃合によって閉校された明倫小学校という小学校の校舎を利用して設立されています。この明倫小学校は、明治時代に地元の人たちの寄付によって建てられた建物で、大広間・講堂・和室などを備えた独特の造りをできる限り活かした修繕が行われています。それぞれの教室などを利用したギャラリーや制作室では、若手芸術家の面々が展示会やワークショップを開いており、さまざまな芸術に触れることができます。
明治初期の建物は、中に入るだけで独特の雰囲気を楽しむことができ、中にはカフェなどもありますので、買い物の途中や、観光ルートの中に入れてみられてはいかがでしょうか。また、ワークショップなどには参加することもできますし、芸術に関するいろいろな情報に触れることもできます。近くを通られた際には、少し中に踏み入れて、外とは違った空間を楽しんでみられてはいかがでしょうか。



京都芸術センター
住所:〒604-8156 京都市中京区室町通蛸薬師下る山伏山町546-2
開館時間:10:00〜22:00(ギャラリー等は10:00〜20:00) 入場無料
問合せ:213-1000
アクセス:阪急 烏丸駅地下鉄烏丸線 四条駅 徒歩5分



京都 不動産(賃貸物件・売買物件etc)の情報は狩野コーポレーションHPへ



☆京都芸術センター☆