節分

今日2月3日は節分ですが、京都ではこの節分を「年越し」とする風習もあります。鰯(いわし)の頭を柊(ひいらぎ)の枝に刺して、門口に掲げます。禅宗の家では「立春大吉」の札を貼ったり、天台宗では節分会にまつわる良源の絵「角大師」が貼られていたりします。また、「四方参り」と云って北東の吉田神社、南西の壬生寺、南東の伏見稲荷大社、北西の北野天満宮へお参りする風習があります。特に表鬼門の吉田神社、裏鬼門の壬生寺へお参りする人が多いですね。家庭でも鰯を焼いて家の中を煙で払い、麦飯を食べる風習が残っていたりします。さすがに今では家の中を煙で払うことはなくなりましたが、焼いた鰯を食べます。そして太巻寿司を恵方の方角に向って無言でかぶりつき、自分の数え年より一粒多く豆を食べるのが習わしとなっています。今年の方角は「南南東」だそうです。毎年不思議だったのですが、誰がこの方角を決めているのか調べてみると、甲・乙・丙・丁・戊といった、その年の十干(じっかん)によって決まるそうです。ちなみに今年は丙(へい)の年です。今年も「鬼は外、福は内。」いいお部屋探しのお手伝いをいたします。
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