元離宮二条城

皆さん二条城に足を運ばれたことはありますか?二条城は、慶長8年(1603年)、徳川将軍家康が、京都御所の守護と将軍上洛のときの宿泊所として造営した城です。その後、3代将軍家光により、伏見城の遺構を移すなどして、寛永3年(1626年)に完成しました。旧桂離宮御殿を移した本丸(重要文化財)と豪壮な二の丸御殿(国宝)からなり、城内は史跡、二の丸庭園は特別名勝に指定されています。また、2005年には世界遺産に登録されました。二の丸御殿には、なんと3000面以上の障壁画が現存しており、そのうちの954面が昭和57年に国の重要文化財の指定を受けています。内部の障壁画は白書院を除くとすべて金碧(きんぺき)障壁画で、江戸初期の華麗な様式を今に残しています。また、二の丸御殿には有名な『鴬張り廊下』があり、人が歩くとキュキュキュキュと音がなる仕掛けがしてあります。これは、侵入者を防ぐのに役立っていたようです。一度歩いてみたいですね。
また、二条城では四季を通して多くの花が咲きます。今ですと、色んな種類の椿の花が見られるかもしれません。3月下旬から4月中旬には、ライトアップが催されます。咲き乱れた桜がライトアップされ、何ともいえない美しさですよ。ぜひぜひお出かけください!
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